今回は、中古で購入したバックを自分でリメイクしてみました。
昔のバッグは、かわいいデザインのものも多いのですが、中が汚れていることも多いですね。
プロに頼むことも考えましたが、自分でできる方法があるのかネットで検索して試してみることにしました。
中は、ボロボロでナイロンの生地が次々とはがれてくる状態だったので、自分のできる範囲で挑戦してみます。
参考にしてみてください。
中古で買ったバッグの状態
今回購入したバッグは、「メルカリ」で購入した「キタムラ」のショルダーバッグです。
新品で購入したらいくらになるのか分かりませんが、いい買い物ができたと思います。
バッグの外側は、クリームを塗ったらすぐ使えそうな状態でしたが、中は手でこするとボロボロと生地がはがれてくる状態でした。
中の部分を自分で作ったら、お得に使用できるかなぁ!と考えて作ってみることにしました。
中の張替えをプロにお願いしたら、お店によって違いはありますが、1万円前後でしょうか?
リメイクに使用したもの
自分で使用するものなので、使えるものは再利用しています。
例えば、ファスナーはバッグについていたものを分解して使用。
ファスナーには両面テープの跡がありましたが、きれいな状態で、まだまだ使用できると思い再利用しました。
カバンを分解する前に
カバンを分解する前に、写真を撮ってください。
一度分解してしまうと構造がどうなっていたのか分からなくなってしまうからです。
細部も写真で残しておくと、縫製で分からなくなった時に参考になりますよ。
型紙を作る
バッグを作る上で一番大変なことが、型紙を作ることです。
ですが、バッグはすでに出来上がった状態なので、古くなった内生地をリッパーで剥がしてそれを型紙として使用するので、簡単でした。
一部は、外側と一緒に縫われていたので無理に解かずにギリギリの範囲で生地をカットして、その上から布用ボンドでつけようと思いました。
型紙を作る時に重要なことは、縫い代です。
縫い代を
- 自分が縫いやすい幅にして型紙を作るのか?
- 本物のサイズに合わせて作るのか?
プロは、縫い代をギリギリ(3㎜程度)でとっていることが多いので、ミスなどを考えて縫い代を1㎝ぐらいとるといいかもしれません。
ただ、カーブなどは、縫い代があることによって縫いにくい事があるので注意が必要です。
私は、ほとんどを本物のサイズで型紙にしましたが、マチの部分(バッグの幅の部分)は後で生地が足りなくなったら困るので、多めに+1cmぐらい余裕を持たせました。
内ポケットが合計3つありましたが、内ファスナーポケットだけを残してほかのポケットは作らないことにしました。
ただ単に面倒くさい事と、そんなにポケットは使わないので、ポケットを1つだけで十分だと思ったからです。
縫製してみました!
接着芯をどうするのか悩みましたが、縫いやすさを考えて薄めにしましたが、ハリを出すなら厚めの接着芯でもよかったなぁと思いました。
縫製も難しい部分はほとんどなかったので、順調に縫えました。
ファスナーは以前使用していたものをそのまま使いました。
バッグの裏側のポケットの部分は、バッグをさらに分解しないと縫えない構造だったので、分解せずに(私にはちょっと無理なので)手縫いで生地を縫いつけています。
縫えないところは、布用ボンドでつけました。
今回は、この布用ボンドが大活躍で、いろんな所に使用しました。
ポケットの脇の接着・内布をカバンに張り付ける・蛇腹の部分を付けるときなど。
ミシンが難しいところには、布用ボンドをほとんど使用しています。
プロに頼むときっときれいに仕上がるんだろうなぁ!
と考えながら作業していました。
出来上がり
中は、こんな感じで出来ました。
蛇腹になった仕様で、シンプルにポケットが1つですね。
今回の製作時間は、3日程度でした。
随所に接着剤を使用して、「縫ってみました」というよりは、「ボンド塗ってみました!」に近いかもしれない仕上がりです。
接着剤の強度も問題ありませんので、これからこのバッグを使用していこうと思います。
表の傷も治してみました
写真では見えずらいですが、角の部分も塗装が剥げていて灰色になっていました。
カバンの表も一部白くなっていたので、自分でできる範囲で補修してみました。
黒色の塗料を購入しました。
YouTubeを見ると綿棒などで、チョンチョンと色を付けていたので真似してそんな感じでつけて、布でその後のばしました。
意外と早く乾くのでゆっくりやるとムラになりそうです。
というか、ムラになりました。
けれど、保護クリームを塗ったらなんか誤魔化せた気もします。
次につやを出すためにクリームを購入しました。
説明書に書いてある通りに塗って10分ぐらい乾かしてから仕上げのクリームを塗って完成しました。
まとめ
今回は、中古のバッグの内布を自分でリメイクしてみました。
初めは難しそうだし、時間もかかりそうな気がしていましたが、型紙をとってしまえば意外とスムーズに進みました。
一番いいのは、専門の修理屋さんにお願いすることかもしれませんが、自分でも作れたので、楽しかったです。
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