今回は、手縫いで作る巾着を作ってみました。手縫いで作るもので、雑巾の次ぐらいに簡単です。
ですが、作り方を覚えれば自分の好みのサイズで作ることが出来ますね。
ロックミシンが無くても裏地を付けて作れば、強度も保てて端の処理も不要です。
手縫いで作る巾着の作り方とおすすめの材料も紹介しますので確認してみてください。
手縫いで作る時のポイント
- 細かく縫う事
- 裏地を付けて強度を出すこと
- 縫いはじめと縫い終わりを返し縫する事
手縫いで作る時のポイントは、なみ縫いを細かく縫うことです。
当たり前ですが、大きく縫うと強度が弱いので、中のものが出てきてしまいます。
それと、裏地を付けることによって生地がほつれてくることを防ぐのと、生地を2枚重ねるので手縫いの強度をカバーしてくれます。
裏地を付けるのは、めんどくさいと思いがちですが、コツさえ覚えれば簡単です。
生地は端からほつれてきやすいですので、縫いはじめと終わりは2cm程度返し縫をしてください。
それだけで、作品が長持ちします。
必要な材料
必要な生地のサイズは、作りたい巾着のサイズによって違いますが、よくあるサイズを載せましたので参考にしてください。
また、自分で作りたいサイズがあれば、そのサイズに縫い代を１cmつければいいと思います。
◎小サイズ（コップ入れ）
- 表生地：25㎝×25㎝ 2枚
- 裏生地：25㎝×25㎝ 2枚
- ひも：50㎝×2本
（または、表と裏生地25㎝×50cm それぞれ１枚ずつでもOK）
中サイズ（上履き入れ）
- 表生地：32×22㎝ 2枚
- 裏生地：32×22㎝ 2枚
- ひも：60㎝ 2本
（または、表と裏生地62㎝×22㎝ それぞれ１枚ずつでもok）
大サイズ（衣服入れ）
- 表生地：35㎝×30cm 2枚
- 裏生地：35㎝×30cm 2枚
- ひも：80㎝ 2本
（または、表と裏生地70㎝×30cm それぞれ１枚ずつでもOK）
おすすめの生地
表生地におすすめ
リネン生地自然な風合いの仕上がりになります。柔らかい生地なので薄めの接着芯を貼って作るのがおすすめです。
しっかりした仕上がりになります。接着芯は不要なので、作りやすいです。裏地は、薄めの生地で作るのがおすすめです。
多くのプリント生地が綿生地ですね。キャラクターものの生地の時を選ぶときにおすすめ。縫いやすい生地ですね。
おすすめのひも
ひも各種いろんな太さのひもがありますが、好みにもよりますが5㎜ぐらいがおすすめでしょうか？
作り方
生地を裁断します。
表生地：縦36㎝×18㎝ 1枚
裏生地：縦36㎝×18㎝ 1枚
ひも：50cm 2本
手縫いの時間を短縮するためにこのサイズにしましたが、柄の向きが気になる時は、18×18を4枚でも作ることが出来ます。
手縫い用の糸があるので、専用の糸を購入して使うと縫いやすいです。
ミシン糸で縫うことも出来ますが、糸がよじれたりして縫いずらいことがあります。
白と黒の糸を準備しておくと便利です。
2枚の生地を中表に合わせて上と下を縫います。
縫いはじめと縫い終わりは、強度を増やすために2cm返し縫をしてください。
縫ったところを半分にして縫い代をアイロンで割ります。
表生地と裏生地それぞれをあわせます。
表生地には、ひもを通すために2.5㎝ずつあけて縫います。
裏生地は、返し口のために8㎝程度あけて縫います。
生地を表に返して「あき口」をまつり縫いなどで縫います。
私は、普通になみ縫いで縫いました。
内生地を中に入れてアイロンで落ち着かせます。
クリップなどで留めておきます。
赤い点線のところをなみ縫いで縫います。
上は、0.2㎜の所で、下は、上から2.5㎝下の所にあらかじめチャコペンなどで、印をつけてマチ針などでずれを防止するために留めておきます。
ぐるっと1周縫います。
糸通しを使ってひもを通します。
糸通しは、100円ショップにも売っているので1つ持っておくと便利です。
こんな感じで出来上がりました。
今回は、家にあったひもで作りましたが、革ひもなどで作るともっとかわいくなるなぁと感じました。
約2時間ぐらいで出来上がりました。
子供の着なくなったｼｬﾂなどで作ってもかわいくなりそうですね。
巾着を作る動画はたくさんあるので、検索して作ってみてください。→巾着の作り方
まとめ
今回は、手縫いで作る巾着の作り方をまとめました。
自分に必要なサイズで作れるので、作り方を覚えてしまえば簡単ですね。
片ひもと両ひもの巾着がありますが、両ひもで作った方がしっかり口を閉じることが出来ます。
自分のお気に入りの生地で巾着を作れば持ち歩くのも楽しくなりますね。
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