布を裁断するときに使うものが裁ちばさみです。
どれも同じように見える裁ちばさみにもいろんな種類がありますね。
今回は、裁ちばさみの種類とおすすめを紹介します。
そして、裁ちばさみの保管方法や切れなくなった時の対処法も紹介。
切れ味の悪くなった裁ちばさみの研ぎ直しも調べてみました。
古くなったら買い替えるのではなく、気に入った道具を長く使いたいですよね。
裁ちばさみの種類を知る
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何気なく使用している裁ちばさみですが、いくつかの種類があります。
裁ちばさみのメリットデメリットを知って、裁ちばさみを購入する時の参考にしてください。
ステンレス
使いやすくて初めて購入する人におすすめなのがステンレス製の裁ちばさみです。
メリット
- 低価格帯
- 錆びにい
- 重さが軽い
- お手入れが簡単
デメリット
- 切れ味が悪くなりやすい
- 高級なステンレスは切れ味が良い
全鋼(ゼンコウ)
切れ味のいい裁ちばさみを購入する人におすすめです。
メリット
- 中間の価格帯で買いやすい
- 硬くて強い
- 生地の厚さを問わずに切れる
デメリット
- 使用の仕方によっては(衝撃などで)刃が欠けやすい
着鋼(チャッコウ)
耐久性の良い裁ちばさみを購入する人におすすめです。
メリット
- 切れ味が良い
- 衝撃にも強く長持ちする
- 長く使っていても疲れない
- 軽さもある
デメリット
- 高価格帯
裁ちばさみのサイズ
裁ちばさみの標準的なサイズは24~26㎝ほどの大きさです
基本的には、手の大きさに合わせて選んだ方がいいでしょう。
手の大きさが小さい人は20㎝、大きい人は、26㎝を目安に選んでください。
裁ちばさみおすすめランキング5選
5位 ステンレス製19㎝ヘンケルス社
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4位 切れ味抜群使いやすい23㎝
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3位 庄三郎たちばさみ24㎝
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2位 庄三郎22㎝裁ちばさみ
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1位 鋭い切れ味の裁ちばさみ23.5㎝
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その他おすすめ裁ちばさみ
・ミニ裁ちばさみ(小さい生地を切るときに便利)
細かな作業をするときにはミニ裁ちばさみを1つ持っていると便利です。
糸や生地を切る時に使えます。
私は、服などの大物以外はほとんどこの小さいはさみで裁断しています。
・ロータリーカッター
ロータリーカッターは、直線の生地を裁断する時に便利です。
あまり厚い生地の裁断には、向いていませんが薄手の生地を裁断するときに使用しています。
使用する時にはカッティングマットもセットで必要になりますので気を付けてください。
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・私が使っている裁ちばさみ
私が使っている裁ちばさみを紹介します。
私が使っている裁ちばさみは、学生の時から使用しているものです。
当時バイトしてるところでバイト割引価格で購入したことを今でも覚えています。
箱はクタクタになっても今でもずっと使用中の裁ちばさみ。
裁ちばさみのメンテナンス
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古くなって錆や欠けが出てきた裁ちばさみは、捨てずに研ぎ直して長く使用することができます。
今使っている裁ちばさみを長く使用するための工夫を紹介します。
・保管方法
裁ちばさみは、日ごろのお手入れで長く使用することができます。
はさみの使用後に、刃についた汚れをふき取り、ミシン油のついた布などで拭いてから収納してください。
裁ちばさみの油もあります。
そして、錆を防ぐ為にカバーをつけて湿気のないところで保管してください。
私は、新聞紙にミシン油をつけてはさみのサックの中に入れています。
当時の裁縫の先生に教わった方法で、保管していますが、錆などないのでいい方法を教わったと思っています。
・ハサミクリーナー
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はさみが錆びるのは嫌だけど、研ぎ直しはちょっと…
もっと手軽に錆を防止したいという人には、市販されているはさみ専用のクリーナーがあります。
鋼・ステンレスどちらにも使用できるので、便利ですね。
はさみを錆から守るので、最初はこういったものを使用するのもいいですね。
・切れ味が悪くなったら研ぎ直し
長く使用していると、切れ味が悪くなることがあります。
そんな時は、新しいはさみに買い替えるのではなく、裁ちばさみを研ぎ直して長く使いましょう。
切れなくなる理由には、ねじのガタつきや刃こぼれなどがありますが、どちらも自分で直すのは難しいでしょう。
意外と、近所の金物店で研ぎ直しをしていることもありますので一度確認してみてください。
または、ネットで検索すると送料はかかりますが、いろんな会社で研ぎ直しを受け付けています。
裁ちばさみの研ぎ直しを多く受け付けている所に、お願いしてみるのもいいかもしれません。
また、市販のはさみ研ぎもあります。
私は、このはさみ研ぎを使用しています。
裁ちばさみはもちろん紙用のはさみを、この「はさみ研ぎ」を使って研ぎ直しています。
問題なく使用できているので、便利アイテムの1つ。
まとめ
裁ちばさみについてまとめました。
裁ちばさみにはいくつかの種類があってそれぞれに特徴がありましたね。
裁ちばさみの保管方法や、研ぎ直しについてもまとめました。
長く使うには、はさみの保管が大事です。
また、裁ちばさみの切れ味が悪くなったら研ぎ直しをするのも必要です。
近くの金物店などでも研ぎ直しをしてくれることも多いですので一度確認してみてください。
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