チャコペンシルは、型紙を写すときや、生地に印をつけるときに必要です。
チャコペンシルは一見色鉛筆に似ていますが専用に作られたものなので、水につけると色が消えるなどの特徴があります。
チャコペンシルが家に無い時に、どんなものでチャコペンシルの代用することが出来るのでしょうか?
裁縫をするときにしか使わないので、家にあるもので代用出来たら便利ですよね。
今回は、チャコペンシルの代用になるものを捜してみました。
1.鉛筆
チャコペンシルの代用として、一番最初に思いつくのは、鉛筆ではないでしょうか?
白の生地も黒の生地も鉛筆ははっきり見えますね。
HBで書いてみましたが、書きづらいという事はなくスムーズに書くことが出来ました。
鉛筆にはいろんな硬さがあります。通常、H系列の鉛筆は硬く、B系列の鉛筆は柔らかいです。
H系列の鉛筆は細かい線を引くのに適しており、B系列の鉛筆は濃い線を引くのに適しています。
使用する時は、なるべく 鉛筆の先を尖らせましょう。
シャープな先を持つ鉛筆は、精密なラインを描くのに役立ちます。
ミスを訂正する場合、鉛筆の消しゴムを使用してください。ただし、消しゴムでの修正は、生地を傷をつける可能性があるため注意が必要です。
消しゴムで消してみましたが、黒の生地は目立たないくらいに消すことが出来ましたが、白の生地は消しても鉛筆の色がうっすら残ってしまいました。
白い生地を使うときは、目立たない部分の使用におすすめします。
鉛筆はチャコペンシルと比べて一時的なマーキングには適しています。
また、鉛筆は手軽に入手でき、使い捨て可能な代用品として便利です。
2.色鉛筆
色鉛筆は、色を塗るために作られているので、芯が柔らかめです。
白の生地も黒の生地も市販のチャコペンシルと同じくらいキレイに線が引けています。
色鉛筆は100円ショップでも売っているので、購入しやすいですね。
チャコペンシルとしても使いやすそうなので、生地と似た色を使うとなおいいですね。
色鉛筆は、普通の消しゴムで消すのは難しいようです。
専用の消しゴムで消します。
専用の消しゴムをもっていない場合は、生地の裏側の印などで使用するのがいいかもしれません。
3.フリクションペン
フリクションペンのいいところは、熱でインクが消えることです。
黒の生地では、ほとんどわからないですね。
フリクションペンはさまざまな色とペン先サイズで利用できます。適した色と線の太さを選択しましょう。
近所で購入しましたが、値段もそんなに高くなかったので、購入しやすいと思いました。
近くに手芸店が無い時は、代わりに買うのもいいですね。
フリクションペンは生地の場合でも書きやすかったです。インクが暖かい摩擦によって消える仕組みを利用しています。そのため、描いたラインを必要に応じて消去できます。
アイロンでフリクションペンの色が消えるのか確認しました。
白い生地は目立たなくなりましたが、うっすらピンク色がついています。
黒い生地は、なぜか白色に変化したまま跡が残りました。
今回の試した感じだと、黒色の生地には不向きでしたが、白色や薄めの色の生地にはいいかもしれません。
ただ、うっすらと色が残っているので、あまり目立つところに印をつけると後で消せなくなってしまうので注意が必要かもしれません。
アイロンではなく、フリクションペンについている消しゴムで消してみましたが、黒の細い線は消えましたが、蛍光ペンの方は、色が残ってしまいました。
消しゴムの方がきれいに消えるのかと思いましたが、アイロンでも同じように消えましたね。
フリクションペンのインクは温度に敏感で、冷えると再び現れることがあります。この性質を理解し扱いましょう。
フリクションペンには消しゴムが付いており、誤って描いたラインを簡単に消すことができます。小さい印なら付属のゴムで消す方がいいかもしれません。
4.ヘラ
ヘラは、一時的に印をつけたい時に使えます。
小学校の裁縫道具にもついている一般的なヘラです。
子どもの頃は、ほとんど使うことがなかったですが、大人になると意外と使うことが多いことに気づきました。
ミシンで縫うときなどの縫い代の印付けなどに使うことが多いです。
ヘラにはさまざまな形状とサイズがあります。一般的に、細い先端と平らな側面を持つヘラがマーキングやライン引きに適しています。
ヘラを紙や生地に優しく押し付けて、必要なラインを描きます。ヘラは物に傷をつけず、ラインを簡単に引くことができます。
ヘラで描いた線は、彫り込むことでできる浅い溝です。そのため、色や濃さではなく、影としてラインが見えます。この点を考慮してください。
ヘラで描いたラインを消去するには、軽くこすって溝を埋めればよいです。ただし、消去後に再び描くことは難しいことがあります。
ヘラは、特に布地や紙にマーキングを行う場合に便利な代用品です。その特性を理解し、使い方をマスターすることで、正確なラインを引くことができます。ただし、線の消去が難しいことを念頭に置いて、プ適切に利用しましょう。
一時的な印付けにはヘラは向いていると思います。
まとめ
今回は、チャコペンシルの代用品についてまとめました。
鉛筆や色鉛筆・フリクションペンとヘラなどが、チャコペンの代用として使うことが出来ます。
鉛筆や色鉛筆は、間違えた時、色を完全に消すのが難しかもしれません。
フリクションペンは、アイロンや付属の消しゴムで消すことが出来ましたが、不向きな生地の色もあるようです。
ヘラについては、色がつくことはないですが、生地に跡を付けて印をつけるので、一時的な印に向いています。
それぞれの特徴があるので、その時の生地に合わせて選ぶのがいいかもしれません。
チャコペンが家に無い時も慌てずに、家にあるもので印をつけることは出来そうですね。
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