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草木染めやり方とおすすめの材料!

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草木染めとは、自然の植物や野菜、果物などを使って布や糸に色を付ける染色技法です。

草木染めには、環境に優しいという利点や、自然ならではのやさしい風合いを楽しめるという魅力があります。

草木染めを始めるには、以下のような手順を踏みます。

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草木染めの手順

染める布や糸の下処理をする

天然繊維の布や糸を使うことが基本ですが、植物繊維と動物繊維では下処理の方法が異なります。

植物繊維は、豆乳や柔軟剤などでタンパク質を染み込ませるか、アルカリ性の水に浸すことで染まりやすくします。

動物繊維は、水洗いだけで染まりやすいです。

染料から色素を抽出する

染料になる植物を水で煮て色素を抽出します。

水に溶ける色素は水抽出、水に溶けにくい色素はアルカリ抽出や酸性抽出を行います。

色素が抽出できたら、染色液として使います。

布や糸を染色液で染める

染色液を40度くらいまで加熱し、布や糸を入れて浸します。

染まり具合を確認しながら、約20分ほど煮ます。

均等に染まるように箸などで動かしながら煮るようにしましょう。お好みの色になったら、布や糸を取り出して水で洗います。

媒染剤を使って色を定着させる

媒染剤とは、金属イオンを含む水溶液で、布や糸の繊維と色素を強く結びつけるために使います。

媒染剤には、アルミ、鉄、銅などがあり、媒染剤の種類によって染まる色が変わります。

媒染剤はあらかじめ作っておき、染色液で染めた後に布や糸を浸けます。

約30分浸けたら、布や糸を取り出して水で洗いましょう。

染色と媒染を繰り返す

染色と媒染を繰り返すことで、色が濃くしっかりと染まります。

染色と媒染の回数は、お好みや染料の種類によって変わりますが、3回程度が目安です。

布や糸を干す

染色と媒染を終えたら、布や糸を日陰で干して乾かします。

しっかり乾けば、草木染めの完成です。

草木染めにおすすめの材料は、以下のようなものがあります。

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草木染めおすすめの材料

玉ねぎの皮

黄色やオレンジ色に染まります。水抽出で色素を抽出できます。

アルミ媒染で明るい黄色、鉄媒染で茶色になります。

アボカドの皮

ピンクや赤色に染まります。水抽出で色素を抽出できます。

アルミ媒染で淡いピンク、鉄媒染で濃い赤になります。

なすの皮

紫色や青色に染まります。アルカリ抽出で色素を抽出できます。

アルミ媒染で紫色、鉄媒染で青色になります。

みかんの皮

黄色やオレンジ色に染まります。水抽出で色素を抽出できます。

アルミ媒染で黄色、鉄媒染でオレンジ色になります。

紅茶やコーヒーの出がらし

茶色や灰色に染まります。水抽出で色素を抽出できます。

アルミ媒染で茶色、鉄媒染で灰色になります。

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まとめ

以上が、草木染めの方法とおすすめの材料のまとめです。

草木染めは、自然の色や香りを感じながら、自分だけのオリジナルの染め物を作ることができます。

身近な植物や食材を使って、草木染めにチャレンジしてみてください。

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